人は何を望んでいる?動機付けの要因とは
どうもプラチナです。
本日は心理学を応用した動機付けの要因についてお話しさせていただきます。
私生活からお仕事まで様々な分野で活用できるものだと思いますので是非ともご一読くださいませ。
動機付けって?
動機付けとは、人が特定の行動をするにあたってのやる気やモチベーションといった理由にあたる部分のことです。
例えば
・「お腹が空いたから」ご飯を食べる
・「疲れたから」休憩する
・「今流行っているから」とあるバンドのCDを買う
など、様々な動機付けによって人は行動しています。
ここでは、すべての動機付けに共通する基本的な要素をお話しします。
まずはこちらの表をご覧ください。
人が行動に移す要因は基本的に上記の9つ
横の軸は「変化に対しての効果がどこに表れることを望んでいるのか。」の問いに対しての答えで
①「自分自身をどう考え、どう感じるか」を求める
②「自分の周囲にあるもの、環境に影響を与える変化」を求める
③「自分と関係のある人々の変化」を求める
といったものになります。
縦の軸は「どんな種類の変化を望むのか。」の問いに対する答えで
①将来がどんなふうにみえるかを変えたい
②今この瞬間の経験を変えたい
③過去に起こった結果に対して満足したい
などの動機付けになります。
各項目についての具体例の具体例を挙げると、
・セキュリティ
個人的に将来について不安を感じており、より安全で確実なものにしたい
・アイデンティティ
自分なりのアプローチで自分だけの経験を積みたい
・マスタリー
自分は誰よりもすごい人になれると思うし、なりたい。
・エンパワーメント
プロジェクトに対して絶対に達成できるし、したい
・エンゲージメント
実際にプロジェクトを進行させてみて、もっとこのプロジェクトのプロセスにのめり込みたい
・達成
このプロジェクトを達成できたが、次はもっと良いものを作れると思うし、作りたい。
・所属
田舎に引っ越して、良好な近所関係を築きたい
・世話
家庭菜園で良い野菜が採れたのでおすそ分けしよう
・尊重
私が来たことでよかったと思ってもらいたい
などでしょうか。
以上が人の行動に関しての主な動機付けの要因です。
相手の行動がどの項目に当てはまるのかを知り、他者の求めるものを理解することで、より良い人間関係を築くことができると思います。
また、仕事に応用する場合は、自社の商品が消費者にとってどのカテゴリーに配置されているかが分かるとマーケティング戦略の指針として役立てることも可能です。
以上で本記事を終わらせていただきます。
各項目についての具体的な応用例は次回の記事でお話ししたいと思います。
動機付けの要因についての続き
https://2sin-ch.hatenablog.com/entry/2019/07/04/013300
最後に、こちらの記事の参考文献をご紹介しますので、ご興味を持たれた方は是非ともお読みいただくことをおすすめします。
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それでは